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BUSINESS CONTINUITY PLAN
災害が発生してもビジネスを維持させるために
BCP対策をさらに強化しました。
停電時の電源確保
■72時間電力を供給できる非常用発電機
9,000KVAの非常用発電機を設置し、災害等により当ビルへの電力供給が途絶えても
72時間の電力供給が可能です。
■20VA/㎡ に及ぶ電力を専有部に供給(別途工事の必要はありません)
万一の停電時でも業務を継続できるよう、専有部の各オフィスと共用部に電力を供給します。

非常用発電機

【専有部】パソコンやデスク照明などの利用が可能
◎100Vコンセント/通常どおり使用可能〈20VA/㎡まで〉(別途工事不要)
◎セキュリティシステム/ビル標準システムは通常どおり使用可能
◎空調設備/換気運転可能( 輪番制)、DHC 稼働時は冷暖房可能
◎各消防設備(スプリンクラー・感知器)/通常どおり作動
◎携帯電話・TV共聴用電源/通常どおり使用可能(別途工事不要)
◎照明設備/非常灯点灯、デスク照明使用可能

【共用部】エレベータやトイレなどの利用が可能
◎エレベータ/各バンク1台運転、荷物用は2台運転
◎エスカレータ/通常どおり運転
◎トイレ/通常どおり使用可能
◎各消防設備(屋内消火栓等)/通常どおり作動
◎非常放送設備/通常どおり使用可能
◎公衆電話/通常どおり使用可能
66KVループ受電方式で停電リスクに対応
特別高圧22KVよりもさらに信頼性・安全性の優れている特別高圧66KVで受電。
万一、片方の電源系統にトラブルが発生しても、
もう片方のルートから受電できるループ受電方式を採用しています。

地震に強いエレベータ機能
■耐震性に優れたエレベータ
各バンク1台、商業用高層エレベーター1台および貨物用2台(計7台)に
最高ランクS09クラス※を採用した耐震補強工事を実施。
従来のエレベータに比べて耐震性に優れ、地震発生後、より早期な運転再開が可能です。
※「S09クラス」とは、(財)日本建築設備・昇降機
センターが定める
「昇降機耐震設計・施工指針
(2009年版)」における
耐震安全性の分類で最高
ランクであることを示すものです。
■長周期地震に備えた対策の実施
一般に長周期地震が発生すると、ロープが絡んでエレベータが動かなくなることがあります。
本物件では、ロープや制御ケーブルなど長尺物の絡み防止対策を実施しています。

■ 自動診断仮復旧システムの導入
震度5弱程度の地震でエレベータが
緊急停止した場合、
異常の有無を自動で診断し
速やかに復旧させる
システムを導入しています(計7台)。

被災時の安全確保
■被災度判定システムの導入
地震発生後、建物の被災状況を迅速に把握するために、計測器を設置。
計測器の記録を解析し、損傷を推定することで建物の安全性を迅速に判断します。
■災害時の司令塔の役割を担う危機管理センター
三井不動産では非常事態に備え、365日24時間体制の危機管理センターを設置。
災害発生時に状況把握や復旧支援を行なう司令塔の役割を果たします。

断水時の洗浄水確保
■災害時もトイレが使えるように貯水槽を完備
水道インフラが破損してもトイレが快適に使用できるように、
洗浄水を72時間供給できる貯水槽と給水設備の非常用電源を確保するとともに、
排水については48時間分確保できるタンクを備えております。

貯水槽